WORDS BY MINAMI (C)
生まれた時から きっと決まってたなんてはしゃぎながら ここに立っている
夢を見てる瞳で 空を見上げれば
ざわめく人々も 何故だか優しくて
満たされていたい心を 抑え切れやしないまま
何を求めているかなんて 明日の風に訊いてくれ
遠く聞こえる ほら、呪文のように
あれはこの街の 天使の声なのか
上手くやれるさ、迷う事はない
信じてさえいれば・・・・
同じ夢を見ていた そんな気分で
誰かと手をつなぎ そして背を向ける
自分に還るその時 振り返れば
理想の地は遠く 微笑んでいるだけ
時が過ぎていくうちに 許せるものが増えていく
だけどこの街を流れる 静かな風にはなれなかった
縛り付ける事も無く、けれど
引き止める人も 居やしない
囚われた心で 自由だと叫んでいる
判らない、何処へ行くのかも
天使のささやく言葉が 少しづつ消えていく
あれは夢だったのか 言い捨てる事も出来ずに
ささやく言葉に 今でも耳を傾けている