作詞・作曲/MINAMI
もう優しい言葉なんて 何もくれなくていいよあたしには気づかなかった 背中に隠されていたもの
問われて揺れるぐらいなら 判決なんて下さないでよ
狂おしい程焦がれてた 今にも砕けてしまう程
何も告げぬまま優しさが解りすぎて 真実は突き刺さる
残酷さみんな夏のせいと 割り切れない愚か者
絶望だけが澄み切った空の下 あたしにとどめを刺してしまってよ
後悔しないよあなたになら 殺せばいいほら愛してるうちに
ゆるやかな光を追い続け ひまわりは届かぬ夢を見た
身を照らす光にもう 望みも無いと気づかぬまま
あれは幻あれは夢 すり替えられていく言葉
何も確証のない季節の中 ただ雲が見ていた
ためらいの消えた手で 引き金は引かれていく
これが最後の優しさだと 抱きしめている愚か者
絶望だけが澄み切った空の下 ほら何もかも今許してあげる
こめかみを弾丸は貫いて ねえ返り血はせめて受けとめて
急ぎ足で夏は駆け抜けていく 思い出も残さぬまま
太陽の愛待ち焦がれて 咲き続けてゆくのも終わり
絶望だけが澄み切った空の下 あなただけ悪者にはしないから
あたしも確かに馬鹿だった 待っていただけ風に吹かれて
ありがとう、殺してくれて 目の前にあるのは
眩しい光の記憶 そして冬静かに枯れ果てて
いつか実らせた種 大地に還しながら
深く落ちていく もう二度と夢を見る事もない
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