作詞・作曲/MINAMI
愛の歌を求めるお前は 捨て切れないと言った手探りで辿った道や 去った人々の微笑み
孤独を売っていた俺は 生きていたいと感じた
さよならだけを繰り返し 自分の確かさを抱きしめた
どうでも良かったと死んだあいつは 最後の一瞬に何を見たのか
捨てたもんじゃないと俺達 慰め合うのに疲れ切っている
新しいビルがこの街に幾つも 旧い思いは記憶の片隅に
幸福が金で買えるなど 神話は誰か覚えているか
あてどない言葉が溢れ出して 何が欲しいのか誰も言えない
たやすく魂に触れたがるけど 傷跡すら残せもしないで
許し合うその日を夢見ていた お前はお前を許せたかい
心の泉は溢れているのに 言葉じゃもう語り尽くされたかい
朝日が見えれば歩くのはたやすく 目覚めてもいないのに旅出とうと
生まれてずっと引きずってきた罪悪に 別離を告げる為
お前が俺に爪を立てた様 狂おしく求めて満たされるなら
大人になるのが嫌だった青さは 置いていこう、かつて信じた世界に
愛する為に生まれてきた その言葉に背を向ける訳じゃなく
今は痛みすら受け止めよう 乾いた花に水をやるみたいに