作詞・作曲・編曲/MINAMI
薄汚ねえ街の隅に 下劣な女がいたさ馬鹿にしたようなツラで 座り込んで空見てた
あたしと言や男に騙され 下を向いて歩いてた
何にも見たくなかった あんたに逢うまでさ
よく二人でつるんで 男を騙したり
毎日がお祭り騒ぎさ ねえ自由ってこんなものだったかい?
時々遠い目をしてさ 黙り込んでたけど
そんな時は決まって あんたは勝ち気だった
見えるもの全てにケリを ぶちこんでさ
きっとこんな世の中 あたしらよりセコい・・
あんたは笑いながら 死んでいったけど
あたし馬鹿だからさ 解りたくなかった
今は無鉄砲な 元気も出ねえけれど
感傷にひたる程 利口じゃねえぜ
あたしもこの街を 明日出てくよ
あの頃みたいにさ 踊りながらでも
けどもう一度叫びなよ、下品なブルースを
きっとこんな世の中 あたしらよりセコい・・
ただ一人生き残っちまったあたしは 今でもつぶやいてる
Song writend 1988.8