作詞・作曲/MINAMI
散りかけた情熱の花の下二人は黙り込むのを憶える
羽をもがれた小鳥のように
残った温もりに身を寄せ合いながら
光の中に踊る幻
変わらない愛を求めている
絡み付けた腕を解けば
何処かへ旅立とうとして
胸の灯を重ねるうちに
一つになれないことを知る
この街を過ぎていく風が
生まれた場所で嵐みたいに
光の中に踊る幻
変わらない愛を求めていた
今が去って夜が訪れるのも
気付こうともしないで
答えのない結末に背を向けて
ひとすじだけの光を目指した
二人の姿が消えていく
行先さえも見えない空から
song writend 1992