膜
2003/4/8 ドラフトUP 大切なことはいつも後回しで 謝るぐらいなら そんな二人でも愛し合ったことはあったのよ あの日あなたに全てあげたのよ
2003/12/24 現行歌詞でUP
時々あなたを呆れさせていた
後から伝える筈の言葉も
蓋をするように畳み掛けられた
責めてるわけじゃない
満月だから吼えてみただけで
それを遮られたから
心まで濡れなくなっただけよ
そんな二人でも愛し合ったことはあったのよ
ねえ今思えば幻だったのかもしれない
あなたは機会を伺っては
掌であたしを転がすみたいに
「君は雌という生き物だから」
なんて言葉で追い詰めた
あたしは多分マゾで
いつも縛られていたいけど
責めるだけ責めたなら
ずっと抱きしめて欲しいのよ
そんな二人でも愛し合ったことはあったのよ
ねえ今思えば幻だったのかもしれない
もっと奥まで触ってよ
最後まで隠してた
乾かない傷の痛みまで
ねえ今思えば幻だったのかもしれない
プライドを捨て恥ずかしい格好で
最後の砦があの時破れ
失くしたものを感じてた
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