アコースティックボイス2016出演者紹介
2016/09/26
出演順決定しました!
13:00〜13:25 中川樹海(きみ)13:30〜13:55 華村灰太郎
14:00〜14:25 いわさききょうこ
14:30〜14:55 やもと問唔
15:00〜15:25 森田智子
15:30〜15:55 築秋雄
16:00〜16:25 玉城まさゆき
16:30〜16:55 石井明夫
17:00〜17:25 寿
17:30〜17:55 さとうもとき
18:00〜18:25 スペシャルゲスト よしだよしこ
18:30〜18:55 井上ともやすバンド
18:55〜フィナーレ
2016/09/26
井上ともやすバンド
18:30〜18:55 井上ともやすバンド
アコースティックボイス主催者。
吉田拓郎に影響を受け、ギターを弾き歌い始める。
しかしその頃(1982年)周りに吉田拓郎ファンは皆無だった為全く受けなかった。
ここまでコピーしてるのに!という苛立ちの中まだ3コードも弾けないうちからオリジナルを書き続け、現在675曲作ってきた。
フォーク、ロックやがて銀座ロッキートップのバイトをきっかけにブルーグラス、そして喜納昌吉の「花」をきっかけに沖縄音楽に沖縄そのものにハマり、それらを自分なりに融合させメッセージある歌を作ってきたつもりだ。
だが8年くらい前にあるきっかけで歌い出した原点である吉田拓郎にやたらとオファーが来て全国を歌い回っている。
それはそれで歌い継いでいこう、と思いながら、今年2月に発表したオリジナルアルバム「アジアの瞳」を世に伝えたい、と奮闘してます。
そしてこのアコースティックボイス。
この面白き癖のある強者どもが集うイベント、誇りを持って、今回も主催します!
ただ道を歩いてる時なんだか不機嫌そうな顔をしてるらしく、知人から「なんか怒ってるようだったので声をかけなかった。」と言われる事が多いのが心外だ。
動画はこちら。
井上が世界に歌いたいメッセージソング「どこへ行くアメリカ」のPVだ
https://youtu.be/sd7xmD3fgaU
2016/09/26
スペシャルゲスト よしだよしこ
18:00〜18:25 スペシャルゲスト よしだよしこ
東京大田区生まれ。
1972年
フォークグループ “ピピ&コット”のメンバーとしてELECレコードよりデビュー。
唄の市をはじめ、吉田拓郎、泉谷しげる、古井戸、海援隊等のアーティストと共に活動。 “ピピ & コット”解散後、ソロシンガーとなる。
シングル版『歌のある限り/路地裏の陽気な花』を皮切りに『風』、『二人旅』等をリリース。 また、佐藤公彦(ケメ)のサポートギタリストもつとめる。
1976年
単身渡米。 アメリカ各地を放浪。 帰国後、音楽活動を一斉中止。
2001年
シンガーソングライターとしてライヴ活動を25年の空白を経て再び始め、全国を旅して歌い回っている。
社会に向かいながらも内奥的な歌詞のオリジナル曲の数々とともに、ライフワークのごとく続ける外国曲を日 本語詞でうたう作品も多数。
ギターの音色、ダルシマーを弾く佇まい、そして何よりも声の響きを大切に常に新鮮で誠実なステージに立ち続けている。
というのが彼女のホームページのプロフィールからの抜粋だが、その道を歩んで来た彼女の味わいが歌にギターにステージに存分に香り立つのだ。
井上がとてもリスペクトするフォークシスターなのです。
福島原発事故を焦点に、焼鳥屋さんを営むある若者の日々の営みと、お客で来る自分の心情を、矛盾に満ちながらも生きようとする人間達の生々しい詩情に託した10分ほどの大曲「高野君の焼鳥屋」は本当に今聞いてもらいたい歌です。
ただよしこさんに今回のサブタイトルが「命輝く歌人達」だ、と言ったら「硬いなー!」と一笑にふされてしまった。
いいもん!俺硬派だから。
2016/09/26
さとうもとき
17:30〜17:55 さとうもとき
魂で世の中を耕す男。
常にステージに対して真剣勝負を挑んでいる。
それは「真っ直ぐ我が道を歩こうぜ!俺もおまえも!」というメッセージを込めた、魂の注入なのだ。
最近ではワイヤレスも導入して会場全体を所狭しと魂注入していく事だろう。
ただ意外に生真面目な性格でボーカルスクールに通ってたという過去も持つ。
そんな彼の自己懐疑的なメッセージソング「私の卑しき魂」
https://youtu.be/yDBp99Xb2h4
2016/09/26
寿
17:00〜17:25 寿
アコボ初出演!
その名の通り「目出度い!」エネルギーいっぱいに、暖かくポジティブな歌と音を奏でる、ナーグシクヨシミツさんとナビーのユニット。
沖縄という根っこを感じさせながら、その先には世界、地球、そして一人一人の心へとその魂は向かっている。
そして揺らぐことのない彼らの真っ直ぐなテーマは「愛」と「平和」だろう。
使い古された、もしくは死語となりつつある言葉だが、それこそが永遠に人類が希求するテーマなはずだ。
そんな彼らのホットなステージを楽しんでください!
ただリーダーのナーグシクさんはそこはかとなくシャイで、こないだも寿のCDを販売してるコーナーに立ったはいいものの、商売っ気のない態度が目に付いた。
「CDを売っちゃったりしてますー」などと歯切れの悪い呼びかけをしてて、あまり効果はない様子だった。
2016/09/26
石井明夫
16:30〜16:55 石井明夫
パンクロックという根っこを持ち、ボブディランという幹を持ち、時に切なく、時に激しく、枝葉を広げ、強く優しいWildFlowerを咲かせている。
彼の味はアコボにとって重要なスパイスなのだ。
泥の中で育つ蓮の花のようなポジティブさが胸を打つ。
ただライブと宴会が合体したようなお人なので、会場の出入り口付近でよく石井明夫軍団飲み会が、みな地べたに座った状態で催されてるのが微笑ましい。
動画はこちら
こりゃカッコいい!と井上が個人的に感じたSHADOWMAN
https://youtu.be/VOkNvA8Ieyw
2016/09/26
玉城まさゆき
16:00〜16:25 玉城まさゆき
沖縄にコザという町がある。
普通で言うと沖縄市(厳密に言うと全てがコザではない)なのだが、圧倒的にコザという響きが似合う。
普天間基地が隣接し、嘉手納基地からもほど近い古くからの基地の町だ。
なんでもゴヤという町を米軍がコザと聞き間違えて、その名が定着したとのことだ。
その名前からして矛盾に満ちた意味合いを持つ町はベトナム戦争時代米軍兵の為にロックライブが夜な夜な行われ、アメリカ人に認められるレベルの演奏が強いられ、酒が舞いドラックが蔓延し、バイオレンスに満ちた危険な様相を呈していたらしい。
玉城さんも、少年時代そんな危な過ぎる故郷を、さもそれが当然かのような心持ちで精一杯悪さをして、やがてギターを弾いて駆け抜けて行った。
基地の金網の先に見える染みるほどの青空。その矛盾はやがて「沖縄?あるがままに」という彼の作品に濃厚に映し出される。
今尚解決されることのない基地の島沖縄。
そのやりきれない叫びに耳を傾けてほしい。
ただ彼の可愛いところはコンビニでつまみ買って一緒に部屋飲みする時、必ず生ハムと国産のプロセスチーズを買い、チーズを器用に生ハムで巻いて食べるところだ。
洒落たカマンベールとかではなく、「国産のプロセスチーズじゃないとダメさ!」との事だ。
2016/09/26
築秋雄
15:30〜15:55築秋雄
アコボ昨年に続き2度目の登場。
奄美大島出身のシンガーソングライターだ。
奄美大島は沖縄(琉球)から切り離され、薩摩に組み込まれた歴史から、本土にも差別され、沖縄からも差別されるという苦しみの中で強かに生きてきた民族という気がする。
彼の歌もそういった束縛や不自由からの脱出!その為に突き進むしかない、というエネルギーを時を超えて放出してるかのようである。
ロックスピリットを基調にレゲエや奄美島唄も取り入れ、プリミティブなシャウトを聴かせてくれる。
井上と同い年だが、俺を年上と思い込んでいたこともあり、いつまでも敬語で話しかけられるのが困る。
しかも握手魔ときてる。
動画はこちら(曲はASABANA ROCK)
https://youtu.be/n1NdNST81k4
2016/09/26
森田智子
15:00〜15:25森田智子
確たる信念のような情念を振り乱し、さりとて何処か女神のような大らかさをふと見せながら、境界線を超えた圧巻なパフォーマンスが素敵だ。
その歌声は大地を轟かせるようでもあり、天から来光するようでもある。
ジャンルなど存在しない魂を揺さぶる彼女の世界をとくとご堪能あれ。
でも一緒に司会をやると、楽しく、なかなかの軽妙さも持ち備えているのは意外な一面だ。
2016/09/26
やもと問唔
14:30〜14:55やもと問唔
「声はギターのもう一本の弦、ギターは声のコーラス」のイメージを自身に対し強く抱く自作曲独奏独唱者。宇宙気分で心の彩りを歌い、有形無形問わずあらゆる存在に歌い掛ける。短いと2週間、長いと2か月に及ぶ巡演毎に演奏曲目に変化を付け、季節感を心掛ける。
1991(平成3)年8月にライブハウス等での定期演奏を始めた博多を現在も拠点とし、ギター弾き語りでオリジナル曲を全国各地へと届ける日々を展開中。 千葉県出身。飲める液体大好き。路線バス好き。男。足(靴)30p。
という彼自身のプロフィール文だが、井上に言わせると「弾き語り界の怪物」である。
この男の凄さをもっとみんなに伝えたい!と思ってしまう。
数ある曲のなかでも「器」という名曲があって、これを聞くと自然に涙が溢れてしまう。
いつも朗らかで相手を気遣いながら言葉多く語る彼だが、本当の本当はとてもシリアスな哲学を胸の奥に秘めているのでは、と思う。
それは他人に語る事ではないのかもしれないがいつか聞いてみたい気もする。
彼とはお互い出演していた「アンの家」という店で随分前に出会った。
今は亡きマスターが「もんごは旅仲間で中国で会ったんだよ。」と言って彼のCDを店に飾っていた。
そのタイトルが「モンゴリアン」というタイトルで、そのジャケットの風貌もあいまって、井上は勝手にモンゴル人と思い込んでいた。
そしてついに会ってみたら「やもと問唔でございますーどうぞよろしくー」と悠長な日本語を話す。
そしてステージを見たらあまりの凄さに唖然としつつ「千葉県出身のやもとでーす。」などとのたまった時思わず「日本人じゃねーか!」と叫んでしまった事もあった。
でも日本なんて小さな枠に納まらない地球的弾き語りの怪物である!
是非ともご覧になっていただきたい!
動画はこちら。名曲「器」です。
https://youtu.be/gTRK2Hxl6qI
2016/09/26
いわさききょうこ
14:00〜14:25いわさききょうこ
その麗らかなルックスと美声とは裏腹に心の叫びを込めた歌達を信条としている。
どうしようもなく悲しいニュースが流され、そしてそれを受け入れ、なんとか自分
の存在価値を見つけてギリギリに生きる者達を歌った「いつもとおなじ」は必聴。
その切れ長な瞳はいつも人間という矛盾と葛藤に満ちた生き物を、凛と見つめ続け
ている。
井上とコンビでやっているネットラジオ「どこへ行くフォークソング」も第100回目
を迎える。
井上に対する失言もお手の物で、こないだも英語の歌を歌ったら「日本語でやるよ
り全然いい声ですね!」と言うので「いつもは良くないってことかよ!?」と言う
と「そうじゃないですよ。いつも良いんでけど、より良いってことです。」などと
真剣な表情で言ってのけるのだ。
でもそんなきょうこちゃんについて行こうと思う井上なのです。
2016/09/26
華村灰太郎
13:30〜13:55華村灰太郎
アコボレギュラー初出演(随分前に飛び入りコーナーで出てくれた)
ギターをグルーブさせながら、言葉という弾丸を乱射する、パンカーでありながら、そこはかとなく優しい野郎だ。
だがかつては「井上の歌は駄目だ!」などと言ってきて、腹立った事もあった。同時にいつでも気になる野郎でもあった。
今となってみれば、その頃の俺はそう言われる筋合いはあるなーと思い返している。
そう言うのも奴の優しさだったのだろう。
こないだ、「お前は俺にそう言ったよなー」と言ってみたら「若いっていいねー!」などとほくそ笑んでいやがった。
とにかく我が道を進む、東京アンダーグランドパンクフォーク界の怪人、灰太郎の弾丸を浴びてくれ!
2016/09/26
中川樹海(きみ)
13:00〜13:25 中川樹海(きみ)アコボ初出演!
山梨生まれの今回の出演者の中では最若手だ。
樹海は本名。山梨生まれで樹海とは親御さんもまさに思い切ったネーミングをしたものだが、彼女のルーツを確かにするいい名前だと思う。
三線に魅せられ、沖縄の南大東島で2年間三線修行し、東京に移り住んで、ライブ活動を続けている。
昭和エレジーを思わせるような独特なメロディー感、歌い回し。
そしてオリジナルでの素直で斬新な歌詞。山梨での山、沖縄での海を真っ向から歌った「山と海」はまさに彼女そのものだ。
小柄でキュートなルックスながら精一杯伝えようと振り絞る歌心は胸を打つ。
現代が失くしたエレジーを再び蘇らせる歌い手なのかもしれない。
実は井上がBGM&流し的に仕事で歌っている、沖縄料理屋ぱいかじ(今回広告協賛)で井上と違う日に彼女も歌っている。
たまにお客さんが俺の顔見て「なんだ今日は樹海ちゃんじゃないのかー」などと言われると、軽く傷つく俺がいる。
彼女のYouTube動画チャンネルはここ
https://m.youtube.com/channel/UCtbzVBaLyARxPYrdKC0qWKw